皆さんは、FM放送を、どんな装置を使って聴いていらっしゃいますか?
カーラジオやポータブルラジオ、それともラジカセですか?
テレビはすでにデジタル化されていますが、
FM電波は、以前の地上波アナログテレビの電波とほとんど同じです(VHF帯)。
そのため、以前のTVと同様に、FMラジオも屋外にアンテナを立てて聞くのが基本です。
そしてもうひとつ、FM放送を受信するために重要なのが「電界強度」。
つまり、どのくらい強く電波を受けているかです。
強電界地域 80db超
中電界地域 60db~80db
弱電界地域 40db~60db
微電界地域 40db未満
電波の強さは、db(デシベル)で表され、FMチューナーにはレベルが表示される機種もあります。
より強く電波を受けていると、数字が大きくなるわけですが、
理想としては80db、最低でも40dbは確保したいところです。
40dbを切ると、ステレオで聞くのは困難です。
「エフエムいみず」から発射される電波は、地面と垂直に飛んできます(垂直偏波)。
また、高い所ほど、強く電波を受けることができます。
受信できない 雑音が入ってしまう…そんな時は、感度を良くするためにいろいろ試してください
まず、ご使用のラジオのアンテナを、垂直に伸ばしきってみてください。
そして、ラジオを高い所や窓に近いところに置いてみてください。
1階よりも2階、窓は、「エフエムいみず」がある太閤山の方角に向いていると良いでしょう。
それでも上手に受信できないときは、ぜひアンテナを立てられることをお勧めします。
射水市は、半径約7kmのコンパクトな地域で土地面積は109.18kmです。
地形もほぼ平坦なため、コミュニティ放送のエリアとしては理想的です。
2素子のFM専用アンテナを設置すれば、市内のほとんどの地域で完全受信が可能です。
射水市北部地域における「エフエムいみず」の受信状況調査の結果もHPにアップしています。
ぜひ、参考にしてください。
なお、屋外にアンテナを設置しても受信感度が向上しない場合は、
「エフエムいみず」へ、お問い合わせください。
「エフエムいみず」の送信アンテナは、射水市中太閤山にある
ショッピングセンター「パスコ」の屋上に設置されています。
電波を伝搬する上では良い条件の場所ですが、旧新湊市など
射水市の北部地域では聴こえにくいというご指摘を頂いていました。
このため「エフエムいみず」では、平成25年6月15日(土)に、
射水市北部地域で受信状況調査を実施しました。
今回の調査にあたっては、「ホーチキ株式会社」のご協力を得て、
緊急時に自動起動する最新型の防災ラジオを使用しました。